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台湾の知識経済指数はアジアでトップ

アジア開発銀行(ADB)が今年9月に発表した「イノベーションアジア:知識経済発展推進(Innovative Asia : Advancing the Knowledge-Based Economy)」報告では、台湾の知識経済指数(KEI)は8.77ポイント(最高は10ポイント)でアジア地域の中でトップだった。この数値は、他のアジア各国の平均値4.39ポイントの2倍であり、経済協力開発機構(OECD、※ヨーロッパ諸国を中心に日・米を含め34カ国の先進国が加盟している国際機関)の加盟国平均値の8.25ポイントを上回った。ADBは、「中華民国(台湾)は、アジア各国の中で知識経済が発展しているすばらしい模範である」と称賛した。

ADBの知識経済指数の4項目の評価ランキングの中で、台湾は「技術革新と技術導入」、「情報通信技術インストラクチャー」、「教育と訓練」の3項目については、OECD加盟国の平均値より高かったが、「経済インセンティブメカニズム」は、まだ改善の余地があるものとなった。

●技術革新と技術導入
台湾の評価点は9.38ポイントで、OECD加盟国の平均値8.49ポイントより高く、アジア地域ではシンガポールに次ぎ、2位だった。これは台湾が世界各国の知識を活用する能力面で、競争力の優位性を持っていることを示している。

●情報通信技術インストラクチャー
台湾は9.06ポイントで、OECD加盟国の平均値8.03ポイントより高く、アジア地域でトップだった。これは、台湾が知識と情報通信の効果的な普及と応用を促進するICTインストラクチャー面で、競争力の優位性を持っていることを示している。

●教育と訓練
台湾は8.87ポイントで、OECD加盟国の平均値8.01ポイントより高く、韓国に次ぎ2位となった。これは、国内の知識を創造、普及、運用する教育と訓練レベルが特に優れていることを示している。

●経済インセンティブメカニズム
台湾は7.77ポイントで、アジア地域では、シンガポール、香港に続き3位だった。これは台湾が知識の創造、拡散、応用を大いに刺激する経済誘引メカニズムの面で、まだ発展の余地があることを反映している。

【国家発展委員会 2014年12月9日】

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